前日までのぽかぽか陽気と打って変わって真冬の寒さ、天気予報では午後に雪が降ると・・7人の方から参加取り止めの連絡が来る。23人の参加者が集合時間20分前にほぼ集合したので定時の9時半に籠原駅をスタートできた。気温は4度、救いは風が無い事かな。国道17号を横切って少し進むと旧中山道である。明治天皇の休憩所を道の反対側にのぞみ先に進むと一里塚の跡(だったらしい)に植えられたケヤキの木が左手に見える。10分ほど歩く、鬼林稲荷神社参道に連なる赤い鳥居が鮮やかである、何故、鬼林と言われるのかは解らない。信号を渡り東光保育園横の光福寺を参拝して中山道に戻る頃には晴れ間が見えてくる。暫く歩き263号を横切ってJA深谷米ハウスで休憩、並べられた地元の採れたて野菜が新鮮で更に格安であった、深谷葱の束をバッグに詰め込んでいる女性メンバーも。近くの熊野大神社の長い参道を歩いていると厚着をしてきた所為か少し汗ばむほどであった、立派な本殿の前で記念撮影。

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多くの境内社が並ぶ裏側を覗くと段差があって見渡す限りの低地となっている、中山道は高い所を選んで走っていることを実感した。道沿いは綺麗に整地されて住宅街となって新しい1戸建て住宅が左右に連なっている。少し行くと深谷上杉氏の歴代墓のある広い境内の国済寺に到着する、ここは650年前に館城が作られていた、古いなあと感心して関西出身の人に話すと古城とは平安時代より前を称すると言われてしまった。もう少し鑑賞する予定であったが午後の天気が気にかかるので早めに切り上げ昼食休憩地に向かう。常盤公園で昼食をとっていると雲が厚くなり寒さが増して来る。行程を切詰めることにする。12時35分に公園を出発、国道17号を再び横切って深谷宿東常夜灯を見て深谷宿に入る、道幅も狭くなって宿場の風情が出て来た。東源寺、長福寺、深谷上杉氏祈願寺福寿寺など足早に参詣してしまう。最後の見学地三高院に到着、家康の甥深谷城主松平康直の宝篋印塔型供養塔を鑑賞する、入口の説明版は宝篋印塔に胎蔵界種字と書いてあったが金剛界種字の間違いであろう。
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宝篋印塔供養塔 
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             深谷駅舎

寒さの中何とか深谷駅に予定より大分早く13時40分に無事全員到着することができた。渋沢栄一銅像に見送られて石段を上り駅舎を望むと見覚えのある建物である・・深谷産の煉瓦を使用して建てられた東京駅そっくりに作られていた。駅横売店で名物の煮込みほうとうをお土産に購入して帰路に就く。次回は5月10日深谷駅集合で岡部駅までの行程となります。
(寺内 記)

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