令和6年11月23日(土・勤労感謝の日)、友の会バス見学会が催されました。参加人数は、23名(男15名、女8名)でした。天候は晴れ。午前中は風が強く寒い気温でしたが、午後は風も弱まり日差しが暖かくなりました。
午前、坂戸市にある大宮住吉神社で、当日新嘗祭に奉納される「大宮住吉神楽」を鑑賞しました。主要な演目の一つである「倉稲魂命種蒔の座」を鑑賞することができました。
いわば米作りの演目ですが、天狐とモドキ(農民)との掛け合いが面白く、テンポよく流れが進みます。解説付きでしたのでストーリーがよくわかりました。演目途中で、無病息災にご利益のある米の入った包みの配布もありました。
大宮住吉神楽保存会の関良夫会長から、大宮住吉神楽と刻印された手作りの木札を友の会参加者全員へいただきました。また、会場には元県博学芸員の斉藤修平氏もおられまして、友の会が来てくれたと、とても喜んでいたとのことで企画をした甲斐がありました。
その後、円墳の上に勝呂神社が鎮座する勝呂1号墳を見学し、東松山市にある箭弓稲荷神社へバスは向かいました。
隣接するホテルで昼食後、東松山市観光ガイドの方2名の案内で神社建築、彫刻の説明を受けました。見学予定していた1時間を越えての熱心な案内をしていただきました。
拝殿正面にはめ込まれた「三条小鍛治」彫刻の話で、三条宗近が打った宝剣「子狐丸」は、刀剣乱舞では有名で子どもでも知っているとのことであり時代に追いつけない。
箭弓稲荷神社前にある「門前茶屋箭弓の森」は最近オープンしたお店で、ここで土産物を買う時間が取れました。
その後、バスで吉見百穴へ向かい、埋蔵文化財センター展示物などを見学後、帰路につきました。(山本)