ここの所の天候、気温は上がったり下がったり雨は降ったり止んだりと不安定であり
前日もそうであった、明日の実施どうしようかと幹事一同心配していたが、当日になってみると気温もあまり暑くなく天候も薄曇りと街道歩き向きの天候となってホッとする。
7人の欠席者が出たが参加者22人で吹上駅をほぼ予定通り9時40分に出発。本日の行程は中山道吹上宿より熊谷宿までの約10Kである。旧中山道は道幅が広げられているが道沿いの家並みには宿場の雰囲気のある建物が散見される、東曜寺・吹上神社を短く参拝してJR高崎線を高い陸橋で超える、暫く行くと荒川堤下の権八延命地蔵堂である、右に元荒川左上に荒川堤が見える。堤の横道沿いにススキがたくさん生えているがどうやら外来種で丈が高く風情を感じられない。
堤より荒川越しに富士山が遠望できるはずであったが生憎薄曇りの為見えなかった、右側奥にJR行田駅が見渡せる、土手上に1947年のカスリーン台風による決壊跡の碑があった。道沿いに数か所公衆トイレの案内看板が設置されているのはありがたい。11時15分少し早かったが久下公民館で昼食休憩、館の御厚意で1階の広い部屋が提供されたのでゆったりと食事が出来た、いつも難題の昼食休憩場所今回はラッキーであった。次の久下神社、境内に在る小さな日枝神社石祠の前で守っている石猿が可愛かった。
堤沿いのだらだら道を進む、2番目の権八地蔵堂を覗き、左に久下橋が見える257線を横切り関東の富士見百景に選ばれた荒川土手を進む、富士山は見えなかったが南西から東迄関東平野を囲む山々が一望できた。みかりや跡を過ぎ東竹院である、見学場所多い寺の筈が寺に行事があり、記念撮影だけして早々に立ち去る。元荒川ムサシトミヨ生息地に到着、県指定天然記念物である、上から緑の澄んだ川をのぞいてみたが流石に魚影は見つからなかった・・。現在の荒川から分かれる元荒川源流の碑をみて中山道に戻ったつもりであったが道を間違えて終着地の熊谷駅の南口の方に着いてしまい最後の予定であった熊谷直実公銅像は見学できなかった(熊谷駅の北側にある)。
予定より1時間以上早い2時前に解散となった。駅構内のお土産売り場で名物の五家宝など購入する人も多かった。
次回は11月9日9時30分熊谷駅集合して籠原駅までの探索です。10月10日号のJYUNOに募集記事を載せます。応募お待ちしております。
(記 寺内慎一)