講演会当日は、行き先の定まらないノロノロ台風10号から熱帯低気圧に変わっても、関東は強い雨が降ったり、全く止んだ状態になったりと、天候が目まぐるしく変化した日でした。そうした中でも、博物館講堂に参加者33名が熱心に来場しました。
 講演者である板垣時夫氏は、さいたま民俗研究所主席研究員として、講演の始まる前に挨拶をしていただいた埼玉県立歴史と民俗の博物館主席学芸主幹の内田氏とともに、会誌『埼玉民俗』を発行する「埼玉民俗の会」で活動しています。 
 講演では埼玉県東部地域を中心に、川にまつわる水神信仰、漂着神信仰、人柱伝承、土手切り伝承など、スライドを使って多種多様な事例を解説していただきました。

 県東部地域で特徴的に祀られる水神として、九頭龍大権現と八大龍王の石碑というのが出てきましたが、聞き慣れない水神で機会があれば観てみたいものです。(HY)
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