36度を越える厳しい暑さの中、この日は26名の参加者とともに見学しました。

宝積寺(さいたま市見沼区)の役行者像は、60cm余もある大きな像ですがお顔は丁寧に彫られ穏やかな表情をしています。しかし衣紋は大きく大胆に彫られ力強さを感じます。像をよく見るとお顔は正面を向いているのに左肩を前に出し、錫杖を持つ右肩を後ろに引いて、像全体に捻りがあることがわかります。

円空仏Image1.jpg

この捻りは大宮市図録の写真からは分かりづらいものでしたが、実際に実物を拝見してみるとよくわかり参加者のなかでも話題となりました。
(記 斉藤)

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