5月18日に実施、天気快晴。参加者29名。今回のコースは、鴻巣駅―法要寺―鴻神社―池元院―旧中山道分岐点―白山神社―箕田観世音―宮登神社(箕田9号墳)―龍昌寺―宝持寺・箕田氷川八幡神社―満願寺―北鴻巣駅前すみれ野公園(昼食)―龍昌寺―英泉浮世絵吹上富士―中山道道標―妙徳地蔵尊―勝龍寺―吹上駅(解散)です。

とても暑くなった良いお天気の日で、直射日光は暑かったですが、吹いてくる風はとても爽やかでした。

まず、鴻巣駅で集合したのち、東へ歩き法要寺へ。かなり大きいお寺で、彰義隊関弥太郎の墓があります。五稜郭の戦いの後、ここに逃げてきて長唄の先生となったとのことです。中山道を北に歩くと、鴻巣の名前の元となった、鴻神社です。名前の通り、子授け安産の神社です。ちょうど初宮参りの御一家が来ていました。池元院を見た後、旧中山道分岐点を西に進み、高崎線を渡ります。街道沿いにある白山神社・箕田(みだ)観世音から、スーパーベルクでトイレ休憩を経た後宮登神社に、ここには社殿の後ろに箕田9号墳があります。この一帯は、古墳が残っているところが多いため、昔から高台であったようです。写真は箕田観世音。

箕田観音堂.jpg

龍昌寺はかなり大きな寺院で、渡辺綱が建立したと伝えられるお寺です。渡辺綱は鬼退治などで知られる嵯峨源氏の武将で、来年2025年10月に千年祭があるそうです。境内には、嵯峨源氏などの系図が描かれた碑がありました。行田の利根大堰から流れてきた武蔵水路(ちょうど田植えの時期前なので水量が多かった)の横にある、満願寺をみた後に昼食会場となる、北鴻巣駅の西口前のすみれ野公園にて昼食となりました。昼食後、北鴻巣駅から帰る2名を見送った後、旧中山道に戻りました。

龍昌寺へ歩く途中、近くの関東工業自動車大学校の生徒と思われるかなりの人数が前から歩いてきました。自動車系というのもあるかもしれませんが、3割ほどがアジア圏の留学生でした。龍昌寺で、板石塔婆群をみました。本日の行程に、龍昌寺は2箇所あり、各々真言宗豊山派と曹洞宗の寺院です。

中山道に戻る角に、渓斎英泉が「岐阻街道 鴻巣 吹上富士遠望」を描いた場所では中と言われている碑が立っていました。中山道が、高崎線と並行するようになり、踏切のところに吹上宿の道標がありました。踏切を渡り、妙徳地蔵尊を見て今回最後の勝龍寺へ寄りました。吹上駅前の十万石まんじゅう店舗前にて、無事解散となりました。ちょうど半額セールをやっていたので、買って帰った方も多かったですね。今回は、かなり暑くなった日でしたので、細かく水分補給をしながらあるきましたが、事故がなくよかったと思います。

次回は第42回「中山道 吹上〜熊谷」は、残暑が厳しいと思われる令和6年9月28日(土)高崎線吹上駅→高崎線熊谷駅の予定です。

(記 小谷野幸夫)
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