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 究めるシリーズはその1の『貝塚』を好評のうちに終えて、その2として『埴輪』のシリーズに移ります。埼玉の埴輪を冒頭に語っていただいたのは当館副館長の岡本健一氏です。県立歴史と民俗の博物館は秋までの休館期間が続いているため、一年前に新設されたさいたま市民会館おおみや(大宮門街RaiBocHall)の6階集会室1にお集まりいただきました。集会室の中では最大の広さですが、駅から近い会場でもあり、ほぼ満席に近い99名の多くの方の学び心が充満しました。
 講演は4章立てで、1.はじめに…埴輪とはなにか  2.埼玉古墳群の埴輪  3.埼玉県内の埴輪窯とその分析  4.埼玉県内の埴輪いろいろ…見学地を中心に…  という構成です。埴輪そのものの概要を知るとともに埼玉県内の埴輪の特徴を大づかみできるように配慮されたお話でした。コロナ禍も終焉に向かいつつあるとはいえ、比較的密な環境での聴講を無事終えることができました。講師をはじめ関係者の皆様に感謝いたします。     (nimo)
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