当博物館で活動している解説ボランティアがお薦めするスポット見学会を開催。令和5年5月16日(火)、連日の雨から一転、夏の初めを思わせる晴天のもと北葛飾郡杉戸町を歩きました。午前9時30分、東武日光線「杉戸高野台駅」に会員14名が集合しました。案内していただいたのは、「杉戸の歴史と民俗を考える会」3名の方々です。

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茨島一里塚跡の説明板。日光道中江戸より11里。

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大島交差点からの町道は「心学の道」と名付けられている。「心」をデザイン化したモニュメントや常夜灯が歩道の植栽に設置されている。
心学は、江戸時代中期に京都の町人 石田梅岩がおこした人としての生き方を説く教学で、全国各地に広まった。

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恭倹舎は、天明5年(1785)、大島有隣、関口保宣、藤城吉右衛門が大島村に設立した心学普及の講舎です。恭倹舎保存会の大島氏からの講話、山本周五郎著『ならぬ堪忍』新潮文庫の本文内容は興味深かった。

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県指定史跡「有隣塚」大島院境内

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「いっちょう杉戸店」で昼食後のひととき

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アオサギを発見。純稲作地帯ならではの風景

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上杉戸香取神社
「奉納 鵺退治 源頼政」弘化2年(1845) 135cm × 88cm
香取神社には、大絵馬から小絵馬まで28点が色鮮やかに残っており、その迫力は圧巻だ。

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大木家長屋門前にて

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旧杉戸宿鎮守 愛宕神社
明治41年造の狛犬の台座に「伊勢太々連」と刻まれている。

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日光道中杉戸宿に入り、本陣遺構、明治天皇御小休所阯を巡り、「杉戸宿開宿400年記念復元高札場」前で説明を受けた。

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その後、大落古利根川沿いにある「杉戸町観光案内所」に立ち寄り、古利根川流灯まつりに使用する灯籠などを見てから、最寄り駅の東武動物公園駅から帰路につきました。

「杉戸の歴史と民俗を考える会」の皆さまには、単なる観光では日常体験できない場所を案内していただき感謝申し上げます。(HY)

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