12月2日(金)「究めよう・埼玉の4大貝塚」現地見学の第1回は富士見市の水子貝塚を訪ねました。他の三つの貝塚と異なり武蔵野台地上に立地しています。広大な史跡公園のあちこちに貝塚を表示する白いエリアが散らばり、数棟の竪穴住居が復元され、真ん中に広場を持つ縄文ムラの様子がよくわかりました。国史跡に指定されて以降、22年の準備期間を経て平成6年に開園、以来25年が経過し後世に誇るべき風格ある史跡公園となっています。
1・説明広場DSC_0514.JPG
公園内の説明広場で資料館の学芸員さんによる説明
2・奥東京湾の地図DSC_0515.JPG
縄文海進時の大地形図 
3・展示館DSC_0516.JPG
公園に付設された展示館では発掘現場の様子が復元されています。史跡の内では76ヶ所の貝塚が確認されそのうち6か所が調査されています。その他調査された住居跡が14軒あり、推定では史跡内に100軒を超える住居があったとの事です。
3-1・15号住居CENTER_0001_BURST20221004101010900_COVER.JPG

復元された15号住居跡からは埋葬された女性の人体や柱穴に葬られていた雄犬の骨が出土しています。別のコーナーに骨格から復元された縄文美女の容貌と縄文犬が展示されていました。埋葬の様子から見て犬は家族同様かけがえのない存在だったことがわかります。
3-2ジオラマDSC_0330.JPG
縄文時代前期の水子貝塚と周辺の環境が理解できるジオラマです。
4・竪穴住居前にてHORIZON_0001_BURST20221202103328728_COVER.JPG
 展示館で発掘状況が復元されていた15号竪穴住居 住居内では暮らしの様子が再現されています
5・水子資料館HORIZON_0001_BURST20221202104451429_COVER.JPG6・出土した土器DSC_0333.JPG
 こちらは水子貝塚資料館、水子貝塚からの出土土器と富士見市全域の旧石器時代から奈良平安時代に至る遺跡の発掘品が展示されていました
7・ムササビ土器DSC_0344.JPG7・DSC_0346.JPG7・ムササビ解説DSC_0345.JPG
こちらは市内羽沢遺跡から出土した通称ムササビ土器といわれる装飾土器。縄文中期の作で造形の解釈も二転三転しているようで解説板が
二つありました。
 駆け足ながら、縄文時代にタイムトリップできた見学会でした。(参加30名)

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