今回は鎌倉街道歩きの積み残し日光御成道がメインの岩槻宝国寺から和戸駅までの行程である。天気も良好、風も無し、気温もそこそこ、参加者24名全員日頃の行いが良い事の賜物かな。

御成街道最初の訪問地宝国寺は徳川将軍様の休憩所であった、見晴らしがよく裏の林から富士山が見えるとのこと、靄で駄目だったが、さいたま新都心のビル群の眺めはなかなかのものであった。少し歩いた街道沿いに猿田彦石塔、お玉様と呼ばれ子供の百日咳治癒を祈っていた。街道歩き気を付けてみるとどこの町にも病気治癒を願った石造物などが散見される、流行病には神頼み多かったのだろうな・・。

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白岡市に入り、隼人堀川にかかる義理橋を渡り彦兵衛で左折し旧鎌倉街道を歩く、新田義貞が戦勝祈願した古刹大徳寺ではご住職が出てきて大日堂に上げて貰い金色に輝く大日如来坐像を拝観させて頂き、仏像の由来など貴重な講話までお伺いした、感謝感謝である。下野田鷲宮神社横で昼食休憩を取ったが、地元の自治会の御厚意で集会所内の鍵を開けて貰いトイレの使用することが出来た。正伝寺を通り御成街道に戻り県史跡下野田一里塚に到着、東西両方に小高い塚が残っており、西塚の大きなエノキは壮観である、昔の人もここで休憩をとったのかな?

上野田交差点で御成道より分かれ旧鎌倉街道と言われる細い道に入り、忠恩寺の立派な山門を横に境内に入り、九品仏や一石13仏塔など興趣のある石仏を見学した。高岩天満神社を最後に白岡市と別れ宮代町に入り東粂原鷲宮神社に、鎌倉街道中道の丁寧な説明版があり古道を再確認ができた。備前堀川の横手を歩き解散地和戸駅に無事全員到着する。お疲れ様でした、次回は中山道歩き第1回戸田公園駅出発3月25日である。(寺内 記)
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