・博物館の企画展 田んぼ(期間:3月17日から5月6日)で開催展示されていた安行原の蛇造り(川口市指定無形民俗文化財)を見学してきましたので紹介させていただきます。この行事は江戸時代中期の武将 原弾正が討ち死にしたといわれる場所(今は密蔵院管理地?)で、五穀豊穣・天下泰平・無病息災などを祈願して、ワラで長さ10メートルぐらいの蛇をつくります。
・蛇造りは、毎年5月24日に「安行原の蛇造り保存会」の人々によって行われています。
 当日、ワラで蛇を造り、舌には密蔵院の住職によって祈願文がかけられしっかりと結び付けられています。
顎・耳・鼻・ひげ・胴などを編み合体します。
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・出来上がった蛇は、新しく設けられた鉄柱のヤグラに据え付けられ(以前は、大ケヤキであったが古木となり伐採)蛇造りが終了後は、作業に携わった関係者が大きな数珠をもみ合う『百万遍』が実施されます。
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一年間、風雨に耐え高い場所から住民を見守ります。(頭部の部分はビニールで覆われ保護)
貴重な行事を見学し、地域のつながりを感んじ、伐採した御神木のケヤキを利用した札を求め、多少の協力をしながら今後も見守っていきたいと感じる。(T・M記)

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