現代のトルファンは、ウイグル族が7~8割で、他に漢族、回族等から構成され、イスラム教徒が多い。モスクからのコーランの声を背景に、ワインと羊肉の料理が中心の生活とのこと。
トルファンには、交河故城、高昌故城、アスターナ古墳群、ベゼクリク千仏洞、等、漢~唐代の多くの遺跡群が点在しており、雨の少ない超乾燥気候の中で、ミイラや紙類、木製品なども良く埋蔵保存されている。一方、過去の発掘と観光事業化のためとみられる発掘後の風化や崩落が激しい。
熱心な講演と質疑応答の後、参加者は心の栄養をもらって退場。会場の出口では、4月からの新年度を前に、多くの人が更新を含めた会員登録手続きをしていただきました。