職人の「わざ」と「カタ」というテーマで特別展が開催されました。
昼過ぎから雨がふってくる生憎の天気ですが、十二単の
着装体験もあり、いつもより館内に熱気を感じます。
受付を中断して、大明主任学芸員からの展示解説を拝聴。
職人の「わざ」を「カタ」の視点から捉えてコンパクトにまとめて
います。 特に、桶づくりのアテガタの発想は面白い。
職種にもよりますが、いわゆる美術工芸作家も境界線を
ひくことが難しく、職人の一部と考えてもよいのでは?
日用品の生産と生活手段としての職人に限定するなら、
時代性や地域性や共同組合的な運営手段にまで
掘り下げられないかというのが、今日の感想です。(nimo)